板井イズム

 こんにちは。久々の更新です。

 ある日の事務所風景。

 熊本中央法律事務所では、「激しい」「闘え」「気合い」といった言葉が日常的に使われています。

 今では何の違和感もありませんが、入所当所は、まるでスポ根漫画に出てくるかのような言葉に面食らったことを思い出します。

 ところで、弊所には年に数人、大学生や大学院生がインターンシップ等で研修に来るのですが、業務終了後に歓迎会をするのが恒例行事になっています。歓迎会の場で飛び交う激越な言葉にまるで異世界に来てしまったかのような顔をする学生も少なくありません。

 特に、板井優弁護士は、水俣病第3次訴訟やハンセン病訴訟、原爆症訴訟など国相手の厳しい裁判を闘ってきただけあって、闘いの思想が身に染みついているためか、歓迎会では、自らの経験に基づきながら

 「権利のためには闘わなければならない」
 「そんなに生やさしい世界じゃない」
 「お前は闘っていない」

などと時に激しく時に優しく激励することが恒例となっています。学生もこういった激励の言葉に真剣に耳を傾け、法律家の厳しさとやりがいを感じとることになります。

 そんな中、食事が進まない学生に対して大まじめに一言。

 「ほら、食べないと闘えないぞ。そんな甘い世界じゃないんだから。」

 板井弁護士の洗礼を受けた学生は、誰と何のために闘うのか、疑問に感じることなく、

 「そうか、闘えないのか」

 という顔をして必死に食事を頬張ることになります。

 こうして学生は、板井イズムに染められ、少し大人になって再び大学に戻っていきます。

 そんな姿を見るたびに、

 「あぁ、どうか恋人に「お前は闘っていない」などと言わないように」

 と学生を心配せずにはいられません。

 どうでもいい話ですみません。


by onodera-nobukatsu | 2009-09-25 12:20 | どうでもいい話
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熊本中央法律事務所の弁護士小野寺信勝の徒然日記です。


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